【調布市】これで食べ納め・・?松月堂のたづくり最中を食べました。
多くの方がご存知かと思いますが、調布の老舗和菓子店「松月堂」が創業70年の歴史に幕を下ろします。
調布には現在本店の他、隣に茶房菜々や、そして調布パルコの地下にお店があります。
調布パルコ店は5月14日に閉店、本店と茶房菜々は5月31日に閉店となります。
松月堂といえば、調布市民にとってはとても馴染み深い和菓子屋さんです。
筆者もちょっとしたお礼や手土産に良く利用していたので、とても寂しいです。
特に名物「たづくり最中」は、調布市民の方にはもちろん、市外の方への贈り物にも調布を知って頂くきっかけづくりになるお菓子でした。
筆者も5月初旬に、調布パルコ店を訪れました。
現在は閉店してしまっていますが、たづくり最中を購入してきました。
手土産に渡すことが多く、あまり自分用に買ったことがありませんでした。
たづくり最中の他にも、色々なお菓子が販売されています。
最中は贈答用の箱売りはもちろん、1個から購入可能です。
筆者はたづくり最中を3種類購入しました。
味が3種類あるので、せっかくなので全て食べ納めです!
素敵な紙の袋に入れてくださいました。
こう言った行き届いた丁寧さが、とても嬉しいところ。
色によって、中の餡も異なります。
最中は臼の形をしています。
たづくり、というのは手織りの布のこと。
かつて調布は布の産地だという事は知られていますが、布を臼でついて多摩川にさらしていたそうです。
これは、調布の歴史を表しているお菓子なのですね。
こちらは通常の小倉餡です。
優しい甘さの餡は北海道産の大納言小豆を使用しているそうです。
可愛らしいピンク色の最中には、白豆きんとん餡がギッシリ。
なめらかな餡は、最中によく合います。
みどり色の最中には、ゆず餡が入っています。
パリパリとした食感の最中に、ゆず餡のさわやかさで、甘いものが得意でない方でも美味しく食べられそう。
大人な味です。
本店閉店は5月31日。
この週末は、閉店を惜しんむ方が多く訪れると思います。
調布の名物が食べられるのも、あと少し。
皆さんもいってみてくださいね。
松月堂本店(調布銀座店)はこちら↓
茶房菜々やはこちら↓